フィリップスコレクション(その2)…2007年秋~冬2013/06/07 21:34

エミール・ゾラ著、清水正和訳
『制作(下)』
岩波文庫、1999年

   さて、クロードは自分の絵を探しはじめた。アルファベット順に進もうと思い、左につづく部屋をたどることにしたが、それがそもそものまちがいだったのだ。すべてのドアが開け放たれていて、部屋の連なりがはるか奥まで一直線に見通せた。



   このフィリップスコレクションでは印象派展をやっていた。オルセー美術館でもみたような絵も多かった。写真を撮ることは禁止されていたので、残念ながら残せない。まだ時差ボケをひきずりながらも広い会場をかけめぐった。
   ポスターや看板に使われていたのがこのモネの絵。”The Beach at Trouville”という作品だ。このトゥルーヴィルを舞台に描いた絵は非常に多い。フランス北部にある、お金持ちが過ごす海のあるリゾート地なので、題材には事欠かなかったようだ。