サンフランシスコのスーパー…2007年秋~冬2010/11/02 21:30

亀井俊介、 川本 皓嗣編
『アメリカ名詩選』
1993年、岩波文庫

アレン・ギンズバーグ
「カリフォルニアのスーパーマーケット」
何という桃、何という濃淡の間だろう! 家族全員が真夜中のショッピングに繰り出している! 通路は夫たちで一杯だ!妻たちはアボガド、赤ん坊はトマトのなかにいる!--そしてガルシア・ロルカ、あなたは西瓜のそばで、何をしていたのか。



 リアル・フードというスーパーマーケットにやってきた。サンフランシスコにおける最後の日程なので、名残惜しくなる。ワシントンDC、セントルイス、サンフランシスコ、ホノルルという4つの拠点でアメリカで研修を受けていた。まだハワイでの研修が残っているが、だんだんと日本に近づき、普段の仕事に戻るかと思うとつらいものがある。ホールフーズとはうって変わって、写真撮影もOK。フランクな感じで、どうぞご自由にという態度。


 サンフランシスコ市民は有機食品が好きである。このスーパーにもその類のものがけっこうあるという。野菜や果物も新鮮なものが多い。カリフォルニアは環境や食品表示など経済的な規制も厳しいが、それでもこの地でビジネスをやりたいと人が多い。サンフランシスコは優秀で独創的な人間が多いし、芸術や文化の面でも魅力的な街だ。


 この店に限らず、シリアルはいろんな種類がある。日本のホテルの朝食会で洋食にしたりすると、シリアルが出て、「犬の餌みたいで嫌だ」と年輩の人が文句をいうこともある。確かに、日本ではシリアルがなかなか普及しない。普通のスーパーだと置いてあるが、コンビニだとないところもある。コンビニにないということは、生活必需品ではないということか。リアル・フードの視察でアメリカ本土の公式日程は終わり。その後、近くの酒屋でワインなどを物色した。


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