ポリネシアンセンターのルアウ…2007年秋~冬 ― 2011/01/28 20:45

マイク・正岡、ビル・細川著、塩谷紘訳
『モーゼと呼ばれた男マイク・正岡』
1988 年、TBSブリタニカ

 私は酒は飲まないので、酒をきっぱり断わる方法を早くから見に付けておかなければならなかった。宴会のホスト役を務める人々の気分を損ねないようにこれをするには、彼らのおちょこやグラスが空にならないように常に気をつけておき、空になる前に注ぎ足すのである。私がモルモン教だということも、何かと便利だった。黒人の友人のなかには、自分は子供のころ黒人を差別するモルモン教信者だったと言うと、当然のことながら反感を買う場合が多少あったので、それは敢えて言わないように用心していた。だが、信仰でアルコールは禁じられていると言うと、日本人は理解を示してくれたばかりではなく、同情さえもしてくれたのである。



 オアフ島のノースショアのあたりにポリネシアンセンターがある。ショーを見ながら、郷土料理を食べる。「ルアウ」と称される宴会だ。ここはモルモン教に根ざしたヤング・ブリガム大学ハワイ校の学生を中心に運営されている。そのせいか、料理にはアルコール類はなかった。となるとコーヒー、紅茶の類もなかったのだろうか。この点はよく記憶していない。
 ヤング・ブリガム大学には周辺の島々からも留学生がたくさんきており、ハワイ出身でない人も出し物に参加している。ここで働いている店員さんも学生がほとんどのようだ。ハワイの郷土料理というのははじめて食べた。アルコールはないが、トロピカルな飲みものがたくさんあって満足できた。ハワイだけにフルーツもたくさんある。

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