プレトリア/メルローズ・ハウス(その1)…2004年夏(現地は冬) ― 2013/09/28 10:39
ナディン・ゴーディマ著、スティーヴン・クリングマン編、福島冨士男訳
『いつか月曜日に、きっと』
2005年、みすず書房
「ジョハネスバーグからの手紙 ---- 一九七六年 1976」
あるチェーンストアの経営者は、たび重なるストライキとチェーン店の一軒が略奪されたために経営不振に陥ったのですが、株主総会の席で突然こんなことを言い出しました。「南アフリカ白人が何十年にわたって身勝手と独善をくりかえししてきたことが、黒人たちのあいだに広範な騒乱を引き起こした主たる原因だ」
クルーガー・ハウスを見た後は、メルローズ・ハウスに案内される。白亜の邸宅だ。既に書いたように、第1次ボーア戦争ではボーア人は英国軍を撃退したが、第2次ボーア戦争で、戦況は逆転した。
ここは第2次ボーア戦争で、英国軍が圧倒的な優勢に立ち、トランスヴァール共和国、オレンジ自由国を追い込み、停戦へと持ち込み、フェリーニヒング条約が調印された建物である。ジョージ・ヘイスという英国人の商人が建てた邸宅である。
『いつか月曜日に、きっと』
2005年、みすず書房
「ジョハネスバーグからの手紙 ---- 一九七六年 1976」
あるチェーンストアの経営者は、たび重なるストライキとチェーン店の一軒が略奪されたために経営不振に陥ったのですが、株主総会の席で突然こんなことを言い出しました。「南アフリカ白人が何十年にわたって身勝手と独善をくりかえししてきたことが、黒人たちのあいだに広範な騒乱を引き起こした主たる原因だ」
クルーガー・ハウスを見た後は、メルローズ・ハウスに案内される。白亜の邸宅だ。既に書いたように、第1次ボーア戦争ではボーア人は英国軍を撃退したが、第2次ボーア戦争で、戦況は逆転した。
ここは第2次ボーア戦争で、英国軍が圧倒的な優勢に立ち、トランスヴァール共和国、オレンジ自由国を追い込み、停戦へと持ち込み、フェリーニヒング条約が調印された建物である。ジョージ・ヘイスという英国人の商人が建てた邸宅である。
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