バンクーバーのダウンタウン散策(ロブソン通り/イエールタウン)…2017年夏(その54)2018/12/12 08:47

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

〈ギザ耳 あるワタオウサギの物語〉
   ギザの心に、これまでなかった気持ちがわいてきた。


   バス停。スカイトレインの駅を出たところだから、とても便利な場所にある。8月の真夏の真っただ中というのに、長袖を着ている人が多い。それどころかジャンパーなんか羽織っている人もいる。早朝から冷たい雨が降って、ホテルでも一瞬、暖房をつけてしまった。


バンクーバーのダウンタウン散策(ロブソン通り/イエールタウン)…2017年夏(その55)2018/12/13 09:31

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

〈ギザ耳 あるワタオウサギの物語〉
トン、トン、トン。


   そしてバラード駅に戻ってくる。楽しそうな広告がいろいろと出ている。ロブソン通りあたりの散策は終えて、次はイエールタウンの方に向かう。バンクーバーには複数ダウンタウンがあって、ちょっと分かりにくい。前日のキャピラノ吊り橋は人が多くて、とても賑わっていたが、この日のこの時間帯のロブソン通り周辺はひっそりとしていた。


バンクーバーのダウンタウン散策(ロブソン通り/イエールタウン)…2017年夏(その56)2018/12/14 08:42

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

〈ギザ耳 あるワタオウサギの物語〉
ドスン、ドスン、ドスン、ドスン。


   どの駅の周辺も治安は良さそうだ。スカイトレインにもすっかり慣れてた。なんにでも乗れる1日乗車券を買っているので、安心して列車を利用することができる。予想以上に本数も多い。車両はそんなに長くないが、頻繁に列車が来るのがいい。すべての列車が無人で運転されていることも不思議だ。


バンクーバーのダウンタウン散策(ロブソン通り/イエールタウン)…2017年夏(その57)2018/12/15 06:46

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

〈ギザ耳 あるワタオウサギの物語〉
   この日から、よそ者におびえる日々がはじまった。


   無印良品の開店の広告が出ている。滞在していたホテルのあるメトロタウンのショッピングモールに店が出る。日本の無印良品で買った海外旅行専用のジャケットを着て、行動している。大きな内ポケットが左右にあり、パスポートや航空券も楽々入る。海外旅行に行った場合は、貴重品の管理にけっこう神経を使う。ほとんど1人で行動するので、気が張ることも事実だ。


バンクーバーのダウンタウン散策(ロブソン通り/イエールタウン)…2017年夏(その58)2018/12/16 07:42

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

〈ギザ耳 あるワタオウサギの物語〉
ギザは大ピンチだった。


   スカイトレインの列車の頭を撮影する。カナダラインの文字が読める。いろんな色があって、カラフルな車両が目立つ。完全な無人運転だから、運転席なるものはないのだろうか。自動車の自動運転の技術も急速に進歩しつつある。バスやタクシーもそのうち無人になるのだろうか。まさか飛行機は無人にはならないと思うが。遠い将来はありかもしれない。


バンクーバーのダウンタウン散策(ロブソン通り/イエールタウン)…2017年夏(その59)2018/12/17 12:59

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

〈ギザ耳 あるワタオウサギの物語〉
   このままでは、しまいにどうなるのだろう。


   スカイトレインの駅。人がけっこうホームに集まっている。空港にも行く線だから、大きな荷物を持った人が増えることになる。日本でも成田エクスプレスなどは荷物を置くスペースが十分にある。ロンドンでもヒースロー空港とつながった地下鉄の線に乗ると、大きなスーツケースを持った乗客で満員になることがある。しかもヒースロー空港行きの地下鉄が突然止まった経験もある。時間の余裕のない人はあわててタクシーに乗り換えていた。こちらは時間の余裕があったので、再開するまで待っていて、無事に動き出した。


バンクーバーのダウンタウン散策(ロブソン通り/イエールタウン)…2017年夏(その60)2018/12/18 08:39

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

〈ギザ耳 あるワタオウサギの物語〉
「このやろう、ぶっ殺してやる!」


   イエールタウン・ラウンドハウス駅に着いた。ちょっとピンぼけだろうか。そんな写真もありだと思う。デジカメなのだから、削除してもいいのだが、その瞬間の記録だし残しておいた。あまりガイドブックも読んでないので、イエールタウンがどんなところかはよくわからない。現地に行ってみればいいだけのことだ。


バンクーバーのダウンタウン散策(ロブソン通り/イエールタウン)…2017年夏(その61)2018/12/19 08:52

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

〈ギザ耳 あるワタオウサギの物語〉
   ひたすらまっすぐに走る一直線の競走だ。

   イエールタウン・ラウンドハウス駅の外に出た。今度はピントもしっかりあった写真になった。バラード駅周辺の印象は結構残っているが、この駅の周辺の記憶は今一つあいまいだ。そんなに目立つものがなかったのかもしれない。そんなに人がいなくて、賑わっていなかったことがあるかもしれない。


バンクーバーのダウンタウン散策(ロブソン通り/イエールタウン)…2017年夏(その62)2018/12/20 08:49

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

〈ギザ耳 あるワタオウサギの物語〉
よそ者のウサギは殺されてしまったのだ。


   こういうタイプの新聞の自動販売機が欧米には多い。しかも無料のものもけっこうある。「メトロバンクーバー」もフリーペーパーみたいだ。アメリカでもこういった無料新聞はよく見かけたが、記事もなかなか充実していた。そそくさと歩いていたので、新聞をとってくれば良かった。

バンクーバーのダウンタウン散策(ロブソン通り/イエールタウン)…2017年夏(その63)2018/12/21 08:38

シートン作、越前敏弥訳、姫川明月絵
『シートン動物記 オオカミ王ロボ ほか 』
角川つばさ文庫、2017年

〈ギザ耳 あるワタオウサギの物語〉
   それでも親子は、小さくなっていくこの沼地から離れなかった。


   カナダ国旗がきれいに飾られている。イエールタウンの文字も入っている。ここは建物の高さも統一されて、きれいな街並みになっている。だいぶ時間が経ってきたが、人の出足が少ないようだ。こういう街は午後から賑わってくるのだろうか。