ヴィリニュス(リトアニア)旅情(その5)…1980年夏2015/07/21 09:03

チュスワフ・ミウォシュ著、工藤幸雄訳
『囚われの魂』
共同通信社、1996年

   私は、ポーランド語を話す両親の子としてそこで生まれた。リトワニア語名の川のほとりだった。


   とても落ち着いた感じの石畳のある通り。人通りもまばらで寂寥とした感じがあるが。後から別のバルト諸国であるエストニアのタリンを訪問することになるが、そこも似たような石畳がけっこうあった。やはりサンクトペテルブルグやモスクワなどロシアの街とは佇まいが異なる。