ラスベガスを歩く(その17)…1996年夏2015/09/24 06:08

ジョン・リドリー著、渡辺佐智江訳
『ネヴァダの犬たち』
早川書房、1997年

   グレースはジープを野生の馬のように走らせ、ハードに乗り回した。


   ゴミ箱の写真を撮ってしまった。タバコの吸い殻も落ちているが、ラスベガスは喫煙に寛容だった。タバコは吸わないので、どうでも良かったが。この当時でも、アメリカの他の地域では喫煙にうるさかったら、ラスベガスは特別だったのだろう。この前年にオウム真理教による地下鉄サリン事件があって、それ以後、日本の街中から多くのごみ箱が撤去された。