京畿道 水原を歩く…2014年夏(その19)2015/12/19 07:14

阿部美穂子著
『韓国幸せごはん--阿部美穂子の食べてキレイになる!--』
ワニブックス、2006年

   思い返せば、韓国で最初にユジュチャを飲んだのは結婚前、一人旅でソウルにやってきた時のこと。


   ハングル文字の大まかな読みはできる。しかし、文法や単語を完全に習得しているわけではない。でも、できるだけ覚えてきた片言でも韓国語を使ってみる。さて、後から写真に写っているビルを見ると。ここがメディカルモールであることが一目瞭然だった。最近、日本でもこの類の建物が多い。なんとか読んでみたら、サンプィンクァ、ピプクァのように読める、つまり産婦人科、皮膚科と病院の科であることが一目瞭然だったので、医療関係のビルだとすぐわかった。


京畿道 水原を歩く…2014年夏(その20)2015/12/20 07:22

阿部美穂子著
『韓国幸せごはん--阿部美穂子の食べてキレイになる!--』
ワニブックス、2006年

   韓国では、31日のハロウィンを前にして、レストランやカフェ、遊園地やホテルなどでも様々なイベントが行われます。


   駅前のデパートの飲食店街。意外と日本食の店が多い。他の売り場も活気がある。けっこう人が多くて、賑わっていた。地元の人が多いのだろう。水原華城の方はそんなに人がいなかったが、地元の人がしょっちゅう来る所ではないだろうから。



京畿道 水原を歩く…2014年夏(その21)2015/12/22 08:55

阿部美穂子著
『韓国幸せごはん--阿部美穂子の食べてキレイになる!--』
ワニブックス、2006年

   それから、韓国のコグマにも日本の”栗かぼちゃ”のような種類があります。


   この水原駅からソウルに向かうことにする。外国に来て、分かりにくいのが鉄道の利用方法。英語の表示もないので、何が何だかさっぱり分からない。まあこのくらいの駅だと英語も通じるだろう。ソウルに行きたい、特急などと言えばいいのだろう。韓国は交通費も安いから、値段の点でも心配もない。


シアトルは大騒ぎ(その1)…1999年秋から冬2015/12/23 07:41

アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター著、冬川亘訳
『過ぎ去りし日々の光(上)』
2000年、ハヤカワ文庫SF

   シアトルの繁華街へでも、オーストラリアのブリスベーンへでも、あるいはケンタウルス座α星のとある惑星へでも。


   アメリカ合衆国のワシントン州・シアトルに出張で来ていた。ウルグアイ・ラウンドに次ぐ新しいラウンドの立ち上げに向けて国際会議が開催されていた。2、3日前に出張を命じられていたので、あまり状況も把握できないままに、現地に来ることになった。
   早い時間にホテルに着いたので、部屋でちょっと休んでいた。大規模なデモが予定されていると聞いていた。窓から外を眺めていると、デモ隊が路上に繰り出していた。かなりの人数が集まっている。


シアトルは大騒ぎ(その2)…1999年秋から冬2015/12/24 08:57

アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター著、冬川亘訳
『過ぎ去りし日々の光(上)』
2000年、ハヤカワ文庫SF

   アメリカ市民となると、ハイラムはすぐさまそのチャンスをとらえ、ワシントン州シアトルの郊外に移転して、かつてのマイクロソフト社の跡地に意気揚々と新しい企業の司令部を建設した。


   デモ隊の勢いが衰えることはない。気球といういうか飛行船に”STEELWORKERS”(鉄鋼労働者)と書かれている文字が目を引く。これは労働組合の関係者だろうか。この労組はWTOでこれ以上の自由化を進めることに反対なのだろう。行進は整然と平和裏に行われている。


シアトルは大騒ぎ(その3)…1999年秋から冬2015/12/26 08:11

吉村達也著
『「シアトルの魔神」殺人事件--ワンナイトミステリー--』
2001年、角川文庫

   烏丸ひろみが新しく選んだ職業はエッセイスト。


   警官隊というか白バイ隊が待ち構えている。これより先は行かせないぞということなのだろうか。突然のシアトル行きを言われたので、こうした大規模なデモ隊が行動することは知らなかった。警察当局としては当然のことながら入手していたのだろう。アメリカのシアトルでWTOの新ラウンドを立ち上げればクリントン政権にとっても大きな実績になるだろう。


シアトルは大騒ぎ(その4)…1999年秋から冬2015/12/27 07:13

吉村達也著
『「シアトルの魔神」殺人事件--ワンナイトミステリー--』
2001年、角川文庫

   シアトルという都市は、それほど大自然と隣接した位置にあるのだ。


   ホテルにはアーリーチェックインをして、宿泊する部屋から外を見ていた。かなり多くの人たちがデモに参加している。シアトルはアメリカの西海岸にあるので、比較的日本からは近く感じる。アメリカは西海外も東海岸も行ったことがあるが、東海岸に行く場合、最後のアメリカ本土を飛行するのが長く感じられる。


シアトルは大騒ぎ(その5)…1999年秋から冬2015/12/28 08:07

吉村達也著
『「シアトルの魔神」殺人事件--ワンナイトミステリー--』
2001年、角川文庫

   フロントにある本館の建物に徒歩で向かうと、入口に掲げられた星条旗が、湖を渡ってくる風になびいていた。


   ”The Westin Hotel”という文字が見える。このホテルに宿泊していた。ここでもWTO関係の一部の会議が開かれていた。ホテル前に数台のバスが見える。これはバリケードとして使われている。かなり厳重な警備態勢がしかれていることがわかる。ここに見える人たちはデモに参加している人たちだ。プラカードを持っている人もいる。ちょうど11月から12月になる時期で街路樹の葉っぱも黄色く色づいている。


シアトルは大騒ぎ(その6)…1999年秋から冬2015/12/29 07:03

吉村達也著
『「シアトルの魔神」殺人事件--ワンナイトミステリー--』
2001年、角川文庫

   成田から飛び立った飛行機の着陸地はシアトル。


   デモ隊の中を通り抜けて、国際会議のある会場へと歩いていかないといけない。路上は騒然としている。国際会議に入るための通行証をぶらさげていたら、「何だ。お前は」と言って、これをつかんで引っ張る者がいた。幸い、とられることはなかった。デモ隊の一部はかなり殺気立っていた。デモ参加者が持っているプラカードを見たら、”WTO””Free Trade”に反対であることが理解できる。


シアトルは大騒ぎ(その7)…1999年秋から冬2015/12/30 07:28

吉村達也著
『「シアトルの魔神」殺人事件--ワンナイトミステリー--』
2001年、角川文庫

   希美は急いで子犬を抱き上げた。


   デモ隊の中に変な着ぐるみというか人形のかっこうをした人がいる。ここでも白バイ隊の姿が見える。シアトルは美しい街だが、こうしたデモ隊の印象が強すぎて、十分に景観を楽しんでいる時間はない。かなり強硬な日程なので、どこかで観光したりする余裕もまったくない。