桂山聖堂(大邱)を見学する…2018年夏(その21)2023/11/08 09:59

立原正秋著
『新潮現代文学  61  冬のかたみに・帰路』
新潮社、1980年

<冬のかたみに>
「みんな旗をつくらされてよ」

 これも二つの教会が入った写真となった。昔は海外に行って、カメラでバシバシ写真を撮っているのは日本人くらいだったが、最近は中国人など自撮りをしている人も増えた。自撮りというのは一度もやったことがないし、意味が分からないが。危ないところで撮るので事故も起きているというが、そういうのは控えるべきだろう。


桂山聖堂(大邱)を見学する…2018年夏(その22)2023/11/14 10:44

立原正秋著
『新潮現代文学  61  冬のかたみに・帰路』
新潮社、1980年

<冬のかたみに>
私はたちどまり僧堂の森をみあげた。

日本の場合だと、フランシスコ・ザビエルらがカトリックの布教活動を行ったことは歴史の教科書でも出てくる。ザビエルの日本での活動は1549年から始まっている。サビエルは日本の守護聖人にもなっている。朝鮮半島へのカトリック布教活動については今一つ時期も含めてよく分からないが。


桂山聖堂(大邱)を見学する…2018年夏(その23)2023/11/21 13:54

立原正秋著
『新潮現代文学  61  冬のかたみに・帰路』
新潮社、1980年

<冬のかたみに>
終戦をさかいに私はそれまで世話になっていた母方の縁者の家から離れた。

 空港ホテルに泊まっていたが、素泊まりだったので、朝食はついてこず、空港のクリスピー・ドーナツで朝食をとった。そして25分くらい歩いて地下鉄駅まで行き、ここまでやってきた。ソウル、釜山なども観光したことがあるが、こういう教会は見ていない。


桂山聖堂(大邱)を見学する…2018年夏(その24)2023/11/28 10:02

立原正秋著
『新潮現代文学  61  冬のかたみに・帰路』
新潮社、1980年

<冬のかたみに>
「予備徴兵検査を受けて間もなく終戦でした」

 毎日新聞の近くとガイドブックに出ていたので、日本の毎日新聞の支社でもあるのかと思った。大邱を中心に発刊されている韓国の新聞だ。なかなか立派な建物だ。ソウルならまだしも、大邱に日本の毎日新聞が大きな支社を置くのは、不自然だなとも思っていた。