ソウル・国立民俗博物館…2001年春(その2)2013/08/29 20:02

大村益夫、長璋吉、三枝寿勝編訳
『朝鮮短篇小説選 (下)』
岩波文庫、1984年

「椿の花」(金 裕貞)
「このあま、ひとんちのめんどり、殺すつもりか」
   おれが目をむいてまたどなりつけたら、やっとかきねのほうにちょこちょこ出てきて、外に立っているおれの顔めがけてめんどりを放りつけるんだ。
「えい、きたない、きたない」



   この美術館・博物館シリーズでも、既に何度か民俗的な展示を紹介しているが、そうした展示は生活に密着したものが多いので、あまり知識がなくても楽しむことができる。この景福宮内にある国立民俗博物館には、韓国の人々の生活の移り変わり、仕事、衣装、建物、住まいなどが理解できるようになっている。当然、日本と韓国の文化は異なるものだが、似ている面もあるので、欧米人に比べると理解はしやすいかもしれない。