チョベ国立公園のイノシシ…2004年夏(現地は冬)2011/09/13 21:31

イソップ著、中務哲郎訳
『イソップ寓話集』
岩波文庫、1999年

242 ハイエナ
 ハイエナは年ごとにその性質を変えて、牡になったり牝になったりすると言われている。ある時、牡のハイエナが牝に対していかがわしい振る舞いに及んだ。牝が答えて言うには、
 「どうぞおやりなさい。まもなくあなたが同じことをされる立場になるのです」
 自分が治める人々の責任を厳しく追及するが、一朝時あれば逆にその人々から責任を問われる役人たちのための話。
 
338 ライオンと猪
  低劣な争いや敵憮心は、結局は双方の身を危うくするので解消するのがよい、ということ。
 夏の日盛り、熱暑に喉も乾く頃、ライオンと猪が小さな泉に水を飲みに来て、どちらが先に飲むかで争いになった。そこから昂じて殺し合いにまでなりかけたが、 一息つこうとしてふと振り返ると、先に倒れた奴を食ってやろうと禿鷲が待ちうけているのが見えた。そこで両者は敵意を解いて言うには、
「禿鷲や鳥の餌食になるより、二人が友だちになる方が良い」

 
 
   遠くには、何やら得体のしれない動物が。ハイエナだろうか。最初はそう思った。もともと夜行性なので、夜に活発に行動するが、昼までも見られないことはないらしい。だから、ハイエナでもおかしくないと思った。子象がハゲワシに食われている写真を紹介したが、このハイエナも自分で獲物をとらずに、横取りするのが得意。ハイエナについてはあまりいいイメージはないが、当事者にとっては横取りして生きていくしかないから仕方ないことだろう。ハゲワシやハイエナが大好きって人もあまりいないだろう。
  だけど違っていた。どうやらイノシシのようだ。イノシシといえば日本にもいる動物なので、アジアに生息する動物かと思った。だから、アフリカとの結びつきが想像できなかったが、あっちこっちにも出没するようだ。ロッジの近くに来ることもあるらしい。動きが鈍いのか、ライオンに食われたりすることも多いようだ。残念ながら近くで見られなかったのだが、実際にはかなり可愛い生き物のようだ。
 いろいろな動物がいたが、写真に撮りにくいものもけっこういる。インパラというか、鹿の類はたくさんいたのだが、動きが速くて、うまく写真に収めることができなかった。幾つかの種類がいたが、写真に残っていないので、比較することもできない。イノシシも含めて、遠距離から見えた動物もいたが、時間に限りがあったし、むしろ見ることができなかった、写真に撮れなかった堂粒の方が遥かに多いだろう。時間や場所によって、動物の活動する場面が違ってくるし、季節によっても異なるだろう。南半球なので季節は冬だし、朝方はめちゃくちゃ寒かったので、姿を現さない動物も少なくなかっただろう。