チェーホフ著、原 卓也訳
『サハリン島』
中央公論社、2009年
こういう場所はたいてい寒風から守られており、近隣の山は沼沢地の植物があきれるほど貧弱で、極地とあまり変わらないのに対し、ここエラーニでは、繁茂した林や、人間の背丈の倍以上もある草にお目にかかる。
アンモナイトをはじめとする化石もある。3つめは化石の入った材木である。5000年前のものらしい。サハリンは石油の宝庫であるから、化石とか古生物もいろいろあっておかしくない。サハリンは恐竜の化石もよく見つかっているようで、なかなか研究対象としても面白いようだ。
最近のコメント