キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その32)2018/05/23 08:34

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

   その夜、マリラとマシューは二十年ぶりに演奏会に出かけたのだった。


   これまた何と細い木だろうか。そういえば、蝉の声も聞こえない。夏なのに。うっとうしい蚊や蠅もいない。木の根元の方にはいたかもしれないが、そっちに降りるコースはなかった。北米では13年、17年周期で地上に現れる蝉がいるという話を聞いたことがあるが、この地域ではどうなのだろうか。