午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その29)2022/10/04 13:37

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

狼のように沢地を通り、
熊のように荒れ地を横ぎり、

 いろんな店や代理店が入っているビル。飲食店もあれば、航空会社もある。真夏だというのに、長袖やジャンパーの類を着ている人が多い。朝から雨が降って、肌寒かったせいもある。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その30)2022/10/11 15:17

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

おお乙女よ、空より降り給え、
処女よ、天つ空より下り給え、

 また中央駅のあたりに戻ってきた。ここを起点にするとヘルシンキはとても効率的に歩ける。時計は13時10分をさしている。前日はエストニアのタリンにいて、坂の多い石畳が多くてちょっと歩きにくかったが、ヘルシンキはそうでもないので、動きやすかった。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その31)2022/10/18 13:15

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

マナラの深き淵にて、
あたかもその衣服を洗い、

 まだ中央駅のあたり。警察の車もとまっている。北欧諸国は日本のように治安が良いことで定評があったが、近年治安が悪くなっているとも聞く。とはいってもアメリカの都市を歩くような緊張感はまったくない。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その32)2022/10/25 11:20

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

百の網を編み、
千の網を織る。

 駅前のようす。こうして見ると、ヘルシンキは静かで地味な街だ。看板も地味だし、音楽やら呼び込みの声も聞こえない。ペプシの看板も見える。国によってコカ・コーラが優勢だったり、ペプシが優勢だったりする。日本は明らかにコカ・コーラに勢いがある。