午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その25)2022/09/06 11:05

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

村の向こうの階段を上り、
他人の門に這入りたり、

 一度見たマンネルヘイムの銅像のところに戻ってきた。白衛軍、赤衛軍にわかれて戦った冬戦争にも関わっている。地政学上、フィンランドはロシアとの関係で難題を抱えてきた。スウェーデンやバルト諸国もその点では同様であろう。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その26)2022/09/15 15:33

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

左右の靴は穴にて破れ、
その雪靴は破片となりぬ、

 だいぶ中心街に近づいてきた。トラムが網の目のように張り巡らされていて、公共交通がしっかりしていることが理解できる。バスもかなり目に付く。北欧というと社会保障、環境問題にしっか
り取り組んでいる国との印象がある。最近では移民問題でも厄介な課題を抱えている国が多いようだ。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その27)2022/09/20 10:30

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

森は蜜をもって甘く、
藍き荒れ地には蜜が流れ、

 なんだか変な物を売っている店があった。何のお店かよくわからない。中に入ることはしなかった。エキゾチックな物を売ることがコンセプトとなっているのだろうか。この時点でお土産は買っていない。荷物が途中で増えることを避けたい。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その28)2022/09/27 13:12

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

不幸なる息子を救けに、
我れを救いに急ぎ給え、

 左側にはホテルが見える。"ホテッリ フィン"というホテルだろうか。このホテルは立地条件がいいので、そこそこ人気があるようだ。こちらは空港のすぐそばのヒルトンホテルに泊まっていたが、さすがに市内まで歩けるような距離ではない。ただリムジンバスで30分で市内に行けるので、とても便利だった。到着したのが真夜中だったし。