アーリントン墓地(その1)…1983年夏2010/07/30 22:46

Yona Zeldis McDonough(Author), Jill Weber(Illustrator)
Who Was John F. Kennedy? (who Was...?)
2004, Grosser & Dunlap, New York

 ジャックはボウドイン通り122の小さなアパートに引っ越した。これが彼の残りの人生における投票のための住所となった。そして、彼はボストン11区の人たちの知り合いになる必要があった。ここは安い賃金で長時間労働をしている男女が多い労働者階級の地区だった。
 最初は、ジャックが勝てると思った人は誰もいなかった。彼は普通の政治家のようには思われなかった。演説をすることは彼には難しかった。彼はどもったり、途切れたりした。しかし、だんだんと彼は有権者に届く言葉を見つけた。(拙訳)



 アーリントン墓地はワシントンDC地域にある。無名戦士を含めた戦没者を慰霊するとともに、政治指導者など名望家の墓が置かれている。バージニア州のアーリントンにある。ワシントンDCは小さな地域であるために、ちょっと移動するとバージニア州、メリーランド州に出てしまう。DCだと思っていても、どちらかの州だったりする。
 J・F・ケネディ大統領の墓があった。この時はジャクリーン・ケネディが存命中だった。後にジャクリーンが亡くなると、夫と並んでアーリントン墓地に埋葬された。期待された若き大統領。キューバ危機という最大の試練にも直面した。あまりにも悲劇的な最期。ケネディについての記憶はない。だから、身体でケネディを体験していない。もう少し年上の人はケネディ暗殺のことをはっきり覚えている。ケネディの墓の火は消えることはない。功績も悲劇もアメリカ史上、人類史上に永遠に刻まれる。

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