超エリートを輩出するモスクワ大学(その1)…1980年夏2011/05/17 20:52

ケイタ・慎子著
『マリ共和国花嫁日記―日本女性、西アフリカにとついで--』
1980年、徳間書店
 
 私が黒人の恋人を持つことによって、他の留学生たちが私の周りからすっと引き下がってゆくのを、私は確かに感じた。 (注:著者がモスクワ大学に留学していた時の記述)



 世界の超エリート大学といえば、ハーバード、スタンフォード、オックスフォード、ケンブリッジなどアメリカ、イギリスの大学を真っ先に思い浮かべる人がほとんどだろう。
 ロシアのモスクワ大学もこれらの大学に決して引けをとらない超エリート大学である。この大学はソ連元大統領のミハイル・ゴルバチョフ、ソ連の反体制物理学者のアンドレイ・サハロフなど錚々たる人材を輩出している。
 この大学には日本語、日本文学を専攻している学生もいる。日本に赴任する日本語ペラペラのロシアの外交官については、「モスクワ大学で勉強しました」という人が少なくない。なおエリート外交官を多数輩出しているといえば、モスクワ国際関係大学も負けていない。


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