台南の雨…2007年夏2012/06/29 23:02

王恵君/二村悟著、後藤治監修
『図説台湾都市物語 台北・台中・台南・高雄』 (ふくろうの本)
河出書房新社、2010年

  台南は、もともと平埔族のシラヤ族台湾社と赤崁社が居住する区域であった。漢人が台南に移住するようになったのは明(1368~1644)の時代に閩南・広東地区の人々が、漁業や飢饉から逃れる目的で移住を始めてからである。



   旅行をしていて、難儀なものの一つに悪天候がある。旅行を準備している時は大雨なんか想定していない。ガイドブックも天気に良い時に撮影した写真ばかりが載っている。高雄から列車に乗って台南に向かう。駅に着いたら、孔子廟までは歩いてみようと考えていた。曇り空だが何とかなりそう。しかし、台南の駅に着いたら、どしゃぶりの雨。半端じゃない。これはスコールと言えるのか。
   雨季にあたり、1日に1回はこんな雨が降るのだそうだ。あまりにも激しい雨で、孔子廟に行くことは無理だった。例によって歩道にはバイクがたくさん止まっているし、歩くのもおっくうになる。そこでまた駅に戻り、台中に向かう。電車が動き出す頃には雨がやんできた。きまぐれな南国の空模様に振り回される。

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