宮澤賢治著
『宮澤賢治全集第二巻』
筑摩書房、1973年
<鈴谷平原、「春と修羅」>
チモシイの穂が青くたのしゆれゐてる
それはたのしくゆれてゐるといつたところで
荘厳ミサや雲環とおなじやうに
うれひや悲しみに対立するものではない
博物館にはえていた野草。丸い葉っぱがとてもかわいらしい。花が控えめに咲いて、北国の短い夏に映えている。これはキンレンカ(ナスタチウム)だろうか。
忙しい合間をぬって、短い旅行にやってきた。ロシアのビザが要るから、申し込みもギリギリだった。ユジノサハリンスクの街を気ままに歩く。この丸い葉っぱにはなんだか癒された。
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