三国志の舞台・成都武侯祠を歩く…2015年春(その41)2017/11/01 08:47

吉川永青著
『我が糸は誰を操る』
講談社、2011年

   劉備は舌打ちして、涙を落とす張飛から顔を背けた。


   これは文字通り、斧を持った武士ということだろう。日本では武士が斧を持っているというのはイメージがわかない。ところが中国では斧が戦闘でけっこう疲れたようだ。こんな斧の直撃を受けたことを想像するだけで、空恐ろしくなる。