キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その48)2018/06/08 08:38

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

マリラは愛しそうに、自分の娘に微笑みかけた。


   時刻表も見てないし、いつ来るかわからなかったが、そんなに長い待ち時間もなく、路線バスがやってきた。236という番号が確認できて安心する。外国に行って、地下鉄は乗りやすいが、路線バスはなかなかわかりにくい。日本でもそうだが、最近はネットに詳しい情報が出ているので助けになる。


キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その47)2018/06/07 08:45

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

アンは青ざめ、無口になっていた。


   ここも駐車場のあたりか。人気の観光地なので、車もかなり増えてきただろうか。ただ、道が渋滞している感じはしない。バス停の場所はわかっているので、スムーズに向かう。無料のシャトルバスもあるが、来た時と同じ路線バス、シーバスで帰ろうと思う。


キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その46)2018/06/06 08:34

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

   ルビー・ギリスは、彼女の学年で一番の美人に選ばれた。


   観光地らしい駐車場がある。日本でもほとんど車を運転したことがないから、海外では一度もない。免許証は持ってはいる。カナダはアメリカと同じ、車が右側通行。こういう場合は歩行に注意しないといけない。日本で飛行機に乗ってから13時間くらいたったのだろうか。機内食を2回食べただけだが食欲はわいてこない。このまま観光を続けよう。


キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その45)2018/06/05 10:11

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

エイヴリー奨学金!アンの胸は高なった。


   さて、公園をすでに出た。これは私有地か何か。何だろうか。この大きな番号は番地か何かか。吊り橋のある公園にはバスでやってきたが、途中は閑静な住宅地が多かった。スカイトレインの駅もないから、車での生活が中心になるだろうか。このあたりはまだ標高も高くないようで、住宅地にも適しているのだろう。


キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その44)2018/06/04 08:33

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

「ライバルがいて、よかったわ」アンは思った。


   コーヒーが飲めるカフェはここにもあった。橋を渡ったところよりもゆったりしてるから、ここで何か買えば良かった。もう濃厚なアイスクリームを食べてしまったから、今更コーヒーはいいやと思った。出口に向かう。まだダウンタウンに行く時間もあるから、どこかに出かけようかなと思う。朝に飛行機が着いて、そのまま観光に入ったので、疲れが出てきたことは事実。


キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その43)2018/06/03 06:00

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

そして、薄緑色のドレスが完成した。


   これから吊り橋を渡る人たちの行列。お昼の時間帯を過ぎて、ますます観光客は増えている。入場料はそこそこの値段がするが、人気スポットなのでこの時期は人があふれている。行列に並んでいると、ときどき吊り橋が見えるから、このように写真撮影をすることになる。


キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その42)2018/06/02 05:47

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

   ひとすじの月光が、額から頭の上にむかって流れた。


   水資源を守っていくことの大切さがうたわれている。実際にカナダは水資源が豊かな国であり、このことに注目している国際ビジネス筋の動きもよく聞かれる。ここでも強調されているように一人一人の小さな取り組みが大切なのかもしれない。最近はホテルに泊まると、環境保護の視点からの協力についてのお願いが書かれているものをよく見かける。


キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その41)2018/06/01 12:39

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

   しかし三週間たっても、まだ合格パッとはなかった。


   鮭の一生についての説明がある。鮭は日本でもなじみのある魚だ。川魚の中では一番食べられている魚ではないか。北欧、カナダでも人気のある魚だが、おにぎりの具にして食べるという一般的な習慣はなかっただろう。ただ、日系人がけっこういるから、その中では食べられてきただろう。バンクーバーの日系人のお祭りでもおにぎりを含む日本食が出されているようだ。


キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その40)2018/05/31 08:35

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

マリラが聞くと、アンは身ぶるいした。


  ここはシダ類についての説明書きがある。木が霧から水分を得ることについても再び説明がなされているが、シダ類は人間、そして恐竜が存在する以前から棲息していたことが書かれている。長い地球の歴史から見たら、人類の歴史なんて浅いといえる。長く生きてきた植物に問いかけをすることがたまには必要かもしれない。


キャピラノ吊り橋を渡る…2017年夏(その39)2018/05/30 09:37

ルーシー・モード・モンゴメリ著、松本侑子訳
『赤毛のアン』
集英社文庫、2000年

「すばらしい」夏だった。


   これは50年。半世紀。浸食の度合いもかなり大きくなっている。ここまで浸食が進むとは意外だ。このコーナーを見ている人はほとんどいなかった。さっさと進んでいくい人が多かった。行列に並んで、ようやく吊り橋や崖のウォーキングができたのだから、このあたりは早々と歩いていく人が多い。