北京地下鉄(その4)…2009年春2014/05/20 20:27

ベンソン・ボブリック著、日高敏・田村咲智訳
『世界地下鉄物語』
晶文社、1994年

   現在北京には、地下鉄のほかに、複雑さにおいてはローマのカタコンブに匹敵するトンネルが存在する。何百マイルもの長さのそのトンネルには、宿泊施設や炊事場や劇場や店舗が備わり、明らかに八百万の!住人を住まわせることができるのだ。 



    天安門広場を歩いた後は、王府井を散歩する。やはり地下鉄による移動が便利だ。昼食やお茶は王府井のショッピングセンターでとる。なかなか近代的な施設やお店が多い。ロシアやアメリカは1980年代初頭に訪問しているが、はじめての中国の都市である広州は1999年とちょっと訪問が遅くなってしまった。
   だから、みんなが自転車に乗って、人民服を着ているような中国は見たことがない。そんな中国に郷愁を持っている人もいるようだ。さて、これは北京地下鉄の駅の出入り口。やはり近代的なつくりでこぎれいだ。