コーンベルトのリッチフィールド(その17)…2007年秋~冬2015/02/17 08:23

アーシュラ・K. ル=グウィン著、 谷垣 暁美訳
『なつかしく謎めいて』
河出書房新社、2005年
<玉蜀黍の髪の女>

   あんなに優しいほほえみと、あんなに見事な金色の髪を目にするためなら。そして自分自身が玉蜀黍である女性と一緒に玉蜀黍のお粥を食べるためなら。


   リッチフィールドの滞在は短時間だったが、実り多い訪問となった。アメリカの戦略物資であるトウモロコシを扱うグレイン・エレベーターを見られたことに満足した。また、ミズーリ州からミシシッピ川を渡ってイリノイ州にまで来られたことも良かった。また、ミズーリ州に戻ることになる。
   本当はリッチフィールにある由緒あるカフェでランチくらいしたかったが、研修の日程は過密だ。車の中でハンバーガーのランチになったことも何度かあった。今回、さすがにそれはなかったが、お昼はセントルイスで食べることになる。