シドニーのシティレール (その15)…2015年秋(現地は春)2015/11/12 16:23

H.ローソン著、平松幹夫監訳 古宇田敦子編集
『ヘンリー・ローソン--短編小説・自叙伝--』
勁草書房、1989年

<乾季>
   鉄線の柵と樹皮がぼろぼろにむけたユーカリの木を二、三本、それに汽車に驚いて散り散りに逃げる羊たちを思い描いてみたまえ。


   セントジェームズ駅の表示が出ている。この表示はロンドンの地下鉄のものに似ている。この駅はハイドパークとも近接しているし、サーキュラーキーにも展望台のある繁華街にも歩いて行けるから、とても便利なところに位置している。この駅の地下通路を通った時、ホームレスが何人か寝泊まりしていたのにはびっくりした。豊かで景気のいいオーストラリアだが、格差とか貧困という問題も存在していることは事実だ。


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