午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その3)2022/04/05 10:15

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

されど月は彼に自由を与えず、
陽も彼を逃れしめざりき、

 既に有名な寺院は見て歩いたので、あとはのんびり歩こうかと思う。ヘルシンキはそんなに大きな街ではないので、徒歩で回っても十分楽しめる。パリ、ロンドンなどの巨大な都市に比べると、とてものんびりとしている。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その4)2022/04/13 15:05

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

彼は銅の兜をいただき、
足には銅の長靴をはき、

 馬に乗っている人の銅像。マンネルヘイムという軍人で、最初はロシアの軍人だったが、フィンランドが独立するので、その国の軍人となる。ロシアの軍人として、日露戦争にも従軍している。フィンランドでは最も尊敬され、敬愛されている指導者の一人のようだ。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その5)2022/04/21 09:54

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

されば、嗜好の神ウッコ、
天の至高のおん神は、


 金属の材料を使った芸術作品がある。かなり新しい時代の作品だろう。フィンランドはこういう芸術が発達しているのだろうか。無機質な感じもするが、なかなか味わい深い作品である。


午後のヘルシンキを歩く…2013年夏(その6)2022/04/26 14:47

森本覚丹訳
『カレワラ-フィンランド国民的叙事詩(上)』
講談社学術文庫、1983年

若きヨウカハイネンは言えり、

 これも同じような芸術作品である。前回紹介した作品の作者とは違うようだ。同じ傾向の作品と受け取っていいのだろうか。版画はやったことがあるが、彫刻はやったことがない。花瓶のようなものはつくったことがあるが、木や金属を彫って、立体的な作品をつくったことはない。