サハリン州郷土博物館(その17)…2012年夏2014/01/11 08:54

チェーホフ著、原 卓也訳
『サハリン島』
中央公論社、2009年

   公式の報告書と記事から判断すると、六〇年代と七〇年代には、サハリンの知識階級は道徳的に、特に堕落しきっていた。当時の役人の在職中、刑務所は淫乱の巷、賭博場と化し、人々は堕落し、凶暴になり、死ぬほど鞭打たれていた。



   鳥のはく製がたくさん並んでいる。いかに生き物の名前とか種類を知らないか改めて認識することになる。2枚目はフクロウ、ミミズクの類だろうが、フクロウとミミズクってどう違うかなどどいう知識はない。いずれにしても、この種類の鳥はとても賢そうに見える。「ミネルバの梟は黄昏に飛ぶ」などという表現もあるが、フクロウは哲学、知性の象徴として見られている。