チュスワフ・ミウォシュ著、工藤幸雄訳
『囚われの魂』
共同通信社、1996年
スターリン主義者が自分を現実から遊離させる手法の巧みさは見事である。
これもヴィリニュス市街地のどこか。バスと車が写っている。自然は勿論だが、古くからある寺院などは時間が経っても、そんなに様相は変わらないことは多い。修復はしているだろうが。それに比べると自動車などはその時代の雰囲気を反映していてなかなかいい。
ソ連の乗用車はそんなに性能のいいものではなかったが、ある種の温かみがあり、親しみを抱く人も少なくない。そして、右側には兵士がたくさんいる。当然、ソ連軍に所属する人たちだろう。
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