成都パンダ繁殖育成研究基地…2015年春(その33)2016/12/20 09:21

ヘンリー・ニコルズ著、遠藤秀紀監修、池村千秋訳
『パンダが来た道--人と歩んだ150年--』
白水社、2014年

   ハークネスによれば、生きたパンダと対面すると、こわもての男手たちが表情を崩したという。

   座って笹を食べているパンダ。ちょっと茶色く汚れているのがわかる。しっかり笹を握っている。足にも鋭い爪があるのがはっきり見える。パンダが座る時は、必ずこのポーズになる。多くのパンダを見ていると、いろんな習性が見えてくる。日本の動物園で一頭か二頭見るだけでは、気が付かなかったこともわかってくる。