ブラチスラヴァ(スロヴァキア)旅情(その13)…2016年夏2017/01/15 06:49

ベドナール著、栗栖継 訳
『現代東欧文学全集 10 時間と分』
恒文社、1973年

〈揺籃〉
   台所では揺籃の脚が大きな音を立て、SS隊員たちがバカ笑いをしていた。


   これもドナウ川と桟橋。まだ朝の早い時間帯なので、遊覧船も定期航路の船も動いてないようだ。これだけ川幅が広いと多くの船が航行できるだろう。ただ、豪華客船のように極端に大きな船は見られない。水深はそんなに深くないのだろうか。これまで訪問した多くの都市では、セーヌ川、テムズ川、ポトマック川、ネバ川、漢江などやはりその街の象徴ともなるべき河川が流れていた。