ナホトカ支線(シベリア鉄道)の寝台に乗る…1980年夏(その13)2022/03/08 10:17

A.ジノビエフ 作・画、川崎浹 訳
『酔いどれロシア : 戯画詩集』
岩波書店、1991年

<衣服の規律>
外見のことはかまうな。
イワンよ希望は捨てろ。

列車の窓から身を乗り出して、曲がるところを撮った。なかなかいい感じに取れている。ソ連の線路の幅は日本よりは広かったと思う。というか日本の線路の幅が国際的にみても、狭すぎると思う。当時は、東ドイツは社会主義国の中では先進的だと聞いていたので、機関車の性能もかなりいいのかと思った。バスはハンガリー性が多いなど、ソ連の同盟国でいろんな生産の分担を決めていたようである。シベリア鉄道をフルで乗るというツアーや旅行もありだが、1週間もシャワーも浴びられないと聞いて、そうした選択はしなかった。