台北地下鉄(その2)…1998年春 ― 2014/04/12 07:07
ベンソン・ボブリック著、日高敏・田村咲智訳
『世界地下鉄物語』
晶文社、1994年
英雄たちの冒険は生き生きとしていて、地下旅行の始まりをまるで現実のもののように思わせるが、その英雄たち、オルフェウス、ヘラクレス、テーセウス、オデュッセウス、アイネイアス(それに外典である二コデモスの福音書におけるキリスト)の名前なくしては神話そのものの成立も危ぶまれるだろう。
台北の街をぶらぶらする。しかし、徒歩だけで回れるほど小さなところではない。アジアの都市部は限りなく大きくなる傾向にある。東京が今一つ外国人の観光客に魅力がないのは、都心部があっちこっちに分散し、広くなりすぎていることにもある。台北は地下鉄で移動する。結局はちょっとはずれの淡水まで行くことになった。治安もいいので、安心して乗れるし、快適だ。
『世界地下鉄物語』
晶文社、1994年
英雄たちの冒険は生き生きとしていて、地下旅行の始まりをまるで現実のもののように思わせるが、その英雄たち、オルフェウス、ヘラクレス、テーセウス、オデュッセウス、アイネイアス(それに外典である二コデモスの福音書におけるキリスト)の名前なくしては神話そのものの成立も危ぶまれるだろう。
台北の街をぶらぶらする。しかし、徒歩だけで回れるほど小さなところではない。アジアの都市部は限りなく大きくなる傾向にある。東京が今一つ外国人の観光客に魅力がないのは、都心部があっちこっちに分散し、広くなりすぎていることにもある。台北は地下鉄で移動する。結局はちょっとはずれの淡水まで行くことになった。治安もいいので、安心して乗れるし、快適だ。
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