ビクトリアの滝…2004年夏(現地は冬) ― 2010/01/24 20:34
デイヴィッド・リヴィングストン(David Livingstone)
『南アフリカにおける宣教師の旅と探検』
(Missionary Travels and Reserches in South Africa)
これは私たちが北東に移動することを企てた地点だったので、私は翌日に地元民からはMosioatunya、古くはShongweと呼ばれていたビクトリア滝を訪れることを決意した。この国に入って以来、頻繁にこの滝のことを聞いた。実際、Sebituaneに質問されたことの一つは、「あなたの国には音がする煙があるか」というものだった。彼らはそれらを検証するために十分近くに行ったわけではないが、遠くから畏怖の気持ちを持って眺めていた。蒸気と騒音に関して、「Mosi oa tunya」 (そこでは煙が音をたてる)と言っていた。かつてはShongweと呼ばれていたが、私はその意味を確かめることはできなかった。(拙訳)
知り合いが海外青年協力隊でウガンダに赴任していたので、そちらに行きたいと相談したところ、危険な地域なので来ないでほしいとのこと。
気分はアフリカに向かっていたので、その勢いでアフリカのどこかに行くことにした。短い夏休みで行ける南ア、ジンバブエ、ボツワナの旅程を見つけた。
成田空港を出発して、シンガポール、ヨハネスブルクと経由し、ビクトリア・フォールズ空港に着く。成田を飛び立ってから実に32時間。南半球のアフリカはとにかく遠い。その日の夕方は、ザンベジ川のクルーズ、アフリカ風ディナーに出かけた。
ここに記すのは、その翌日の朝からビクトリアの滝を見学した時の話。ビクトリアの滝はジンバブエ、ザンビアにまたがる世界3大滝(他はナイヤガラ、イグアス)の一つ。
雨季だと水煙が多く、合羽を着てもびしょ濡れになる可能性もあるが、この季節はちょうどいい感じ。
滝の数、落差、水量、大地の裂け具合……どれ一つとっても壮大なことこの上ない。下方を眺めると足がすくむ。デイヴィッド・リヴィングストン(David Livingstone)の像が立つ。この滝を訪問した探検家で、ビクトリア女王の名前をつけた。
ザンビアとの国境を列車が走る。この橋を渡れば、ザンビア。一般の日本人だとジンバブエとザンビアの違いもよくわからないだろう。
コメント
_ たけぜん ― 2010/01/30 10:14
_ いわみつ ― 2010/01/30 12:06
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